中国外務省によりますと、中国の王毅外相は3月31日、イラン情勢をめぐってアメリカとイランの仲介役を担うパキスタンのダール外相と北京で会談しました。

この中で王外相は「パキスタンとともに努力して速やかに戦火を鎮めて平和の機会を作り出し、和平交渉につなげていきたい」と述べました。

また、ダール外相は「中国との協力を強化し、各方面が早期に和平交渉を始めて、地域の平和が回復するようにしたい」と述べたということです。

その上で両国は当事国に求める提案として、即時に敵対的な行動をやめて停戦すること、速やかに和平交渉を開始すること、民間人やエネルギー関連施設など非軍事目標の安全を確保すること、ホルムズ海峡など航路の安全を確保すること、国連憲章の優位性を守ることのあわせて5つの項目をまとめました。

中国とパキスタンの外相は3月27日にも電話会談を行っていて、中国としては仲介役を担うパキスタンとの連携を強化することで、地域の安定に向けた働きかけを強めるねらいもありそうです。(NHK)